先日、4回程セッションを重ねたことのあるワンちゃんが亡くなってしまって…。
その子は可愛い顔をしているんだけど、見た目よりもずっと心の芯がしっかりしていて、お父さんお母さん想いの子でした。
なんだろう…
悲しいだけじゃない。
何か大きい衝撃みたいなものが僕の心にドンっっっと来るものがありました。
僕が忘れないのは、その子のことだけではなくて、そのご家族について深くそう思ったんです。
アニマルコミュニケーション方法は、遠方の方だったので、Zoomセッションでしたが、毎回ご夫婦揃ってセッションに参加してくださって。
「この子、ご飯を全く食べなくなったんです…
覚悟はしないといけないと思っています…」
その言葉を発するその飼い主さんの真剣な目、顔つき、重大な事柄を話しているという顔の筋肉の動き、そして覚悟の表情。
でも、愛犬をまだ失いたく無いという心の叫びも感じました。
その方は、一言一言、言葉を選び、言葉や感情を絞り出すようにも見えました。
時々、言葉に詰まる。詰まっているその瞬間その子を想い、辛い想いを堪えるようにも見えました。
「でもなんとかできないか。」
「残された日々をどう過ごせばよいか。」
僕たちは真剣に話し合いました。
アニマルコミュニケーションでその子の気持ちもお聞きしてそれそ尊重することも大切にしました。
最期の時は、
本当にその子らしく。
だったそうです。
その便りをいただき、出先にも関わらず人目も気にせず、ひたすら涙しました。
頑張って家に帰り、また声を出して涙。
僕はアニマルコミュニケーターとして犬が好きなのではなくて、1人の人として、犬を愛していることに気づきました。
犬のことが本当に大切なんだなと改めて思いました。
アニマルコミュニケーター、アニマルコミュニケーション。
それを仕事にしているけど、アニマルコミュニケーターである前に、犬を愛する1人の人なんだなと。
まとまりのない文章ですが、僕が言いたいのは、
一生懸命、愛犬を救いたい、楽でいさせてあげたい、ストレスがない生活を送らせてやりたい。
そんなことを想う飼い主さんを僕は素敵だと思うし、そんな素晴らしいことを考えるご自身の心に誇りを持って欲しいと思います。
みんながみんなアニマルコミュニケーターにアニマルコミュニケーションを頼まなくって良い。
心が繋がっていることが一番大切だから。
心をつなげることの一助としてアニマルコミュニケーターの活用は有用だと思います。
話があっち行ったり、こっち行ったりの本日ですが、
【僕は忘れない】
愛犬を想う飼い主さんのことを、僕は忘れません。
これからも、その子とその飼い主さんの生涯の覚悟の表情と心意気を、心に刻んでアニマルコミュニケーターとして生きていこうと思います。
犬専門アニマルコミュニケーターKoKo