犬専門アニマルコミュニケーターKoKoを開業して、何年の月日が経ただろう。
数えてみると、約10年だ。
アニマルコミュニケーター歴は30年くらいか。
ありがたいことに、ご依頼はたくさんあって、本当に毎日たくさんのアニマルコミュニケーションをしてきていて、僕はどんな内容でも「ドンと来い!」といった姿勢でもあるけど、毎度毎度のアニマルコミュニケーションで緊張をしないことは、無い。
ど緊張をしてしまって空回り、なんてことは無いけど、実は余裕綽々では無い。
慣れてしまわないようにもしているからかもしれないけれど。
「こういった依頼内容は、大体こういう結果、アニマルコミュニケーションになるだろう」
とかいう意識もゼロだ。
依頼の内容も、その家族が行く道も千差万別だから。
様々なご依頼の中で、
「闘病中で、余命宣告をされたんです。この子が何を考え、最期にどうして欲しいのか教えていただけませんか」
といったご依頼が多いこともあって。
毎度のアニマルコミュニケーションに対し、僕はいつも真剣なのだけど、より一層気持ちを引き締めてセッションに挑む。
なぜなら僕のモットーは、
・その人らしく
・その犬らしく
・その猫らしく
だから。
だから、そのワンちゃんの「最期」を「どうその子らしく生きるか」「どうその家族らしく生きるか」というセッションに僕は命をかける。
真剣になる分だけ、集中力体力を使う僕のアニマルコミュニケーションのセッションは僕の命を削ることに繋がる。
だけど、削れても、向き合うべき犬がいる。その家族がいる。
最期を悟ったワンちゃんの言葉に涙が出ない時は一度も無い。
慣れることはこれからも無い。
これからも、真摯な気持ちで、犬専門アニマルコミュニケーターKoKoであり続けたい。
犬専門アニマルコミュニケーターKoKo