誕生日に旅立った父、沖縄ユタの血を受け継いで生きるということ

 

僕の父は、昨年10月10日にこの世を旅立ちました。

そして、不思議なことに、その日は父の誕生日でもありました。

 

 

沖縄では昔から、

 

「本物のユタは誕生日に亡くなる」

 

と語り継がれています。

 

 

それは、命の円がきれいにひとつの輪になって閉じるということだそうです。

沖縄では、生まれた日に旅立つというのは、「この世での役目をまっとうした証」とも言われています。

 

 

父が亡くなったその日、

僕は悲しみの中で、

どこかで「これって偶然じゃないよな…」と感じていました。

 

ユタ家系に生まれた父が、

自分の生まれた日に旅立ったこと。

 

時が経った今、考えてみると、ユタの使命を託された気持ちもしています。

父の他界を機に、

「ユタを背負って生きる」という言葉が現実のものになりました。

 

 

僕のアニマルコミュニケーションは、

ただ「犬の気持ちを聞く」ものではありません。

 

それは、本当の魂と魂がつながり、理解し合い、尊重し合う大事な時間です。

犬の声を通して、人の心、自然の声、そして見えない存在の想いも感じ取る時間です。

 

ユタとして受け継いだ感性を使いながら、

犬たちが伝えようとしている「心や魂の言葉や感覚」を、

一つ一つ丁寧に、正確に言葉にしていくこと。

それが、僕の仕事だと思っています。

 

 

沖縄の大地と共に、父が残してくれたものは、言葉ではなく「在り方」だった気がします。

特別な力とかではなく、

ただ、人といのちを敬う姿勢。社会に貢献する姿勢。人に優しい気持ちで向き合う姿勢。誠実である姿勢。正直である姿勢。

その在り方を僕が引き継いでいきます。

 

本当はまだまだ悲しいけど…

会いたいな、、って思うけど…

ユタの血を受け継いだ者として、そしてアニマルコミュニケーターとして。

日々、いのちの声を聴き、人と人、人と犬、魂と魂を誠心誠意つなげていこうと思います。

 

🌺ユタ

🐶犬専門アニマルコミュニケーター

金城湖々

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