豆柴黒の女の仔 5月24日で13歳。生後50日余りで我が家に。
私の無知と考えの甘さが、触られるのを嫌う、咬みつく、甘えることを知らない、神経がピリピリした仔にしてしまいました。
顔を見て話しかけると、直に唸りだすさき。私は、かまって欲しくないのだなと思いました。
何かにつけて怒ると足に咬みついてきて、時には中々離さないので振り離すしか仕方がない時もありました。そばを通ると咬みつかれるかと思い避けて通ったりしていました。
私は、自分がリーダーになっていないから、きっとさきはその苛立ちがあるのだろうと思っていましたが、どうしたらいいのか分からず出来るだけ怒らせないように気をつけるだけでした。
でも、もうさきの寿命は平均的に考えて数年、このままでは後悔しか残らない、少しでも多く触ったり話しかけたりしたい、もし病気になった時は十分な看病もしてやりたい、そんな思いでネットで「犬の気持ち」をキーワードにして検索するうち、幸いなことにkokoさんにたどり着きました。
Kokoさんにさきの気持ちを色々聞かせていただきました。
さきは私がさきを怖がっている事を嫌だと思っている、 等々。
アドバイスは
短い言葉で、数多く話しかけて語尾に必ず「さき」と言う。
遊ぶ回数を増やす。私が楽しいよということを伝える。
甘えて来た時は、素早くタッチしてスキンシップをする。
さきの顔色を見ないように、等。
私の取り組みは
咬まれてもいいと覚悟を決めて、咬まれた時傷がつかないようにと足にカバーをしていたのを取り、さきの傍を避けず通るようにしました。今は、普通に通り、咬まれる事はほとんどなくなりました。
何かにつけ目を見て「さき、さき」と話しかけるようにしましたら、じっと私を見て唸ることはなくなりました。
ぬいぐるみを投げて取ってくる遊びもどんどん要求して来るようになりました。取ってきたときは思いっきり頭をなでてやったり、甘えて来た時も思いっきり頭をなでてやりますが、怒ったり咬みついたりしなくなりました。
私は、嬉しくて嬉しくて、それがさきに伝わるのですね、好循環になっていると思います。
食べる事に対する執着心が強いのはおやつでつってきた為と思うのですが、今も食事やおやつの与え方について細かいアドバイスをいただき挑戦中です。
手で与えると咬みつかれそうで、たいてい器に入れていたのが、今ほとんど手に乗せてあげることができるようになりました。
まだまだ先は長いと思いますが、ここまで、さきと私の関係が良くなって、益々可愛くて愛おしくなってきました。
これまでに、それぞれに素晴らしいトレーナーの方との出会いがありましたが
人間側の私の気持ちにも沿ったアドバイスをしてくださるKokoさんの力は素晴らしいと感じています。本当にありがとうございます。そしてこれからも
まだまだ、よろしくお願いします。
堀本和子・さき