長崎県 Sさん

KoKoさんとの出会いは、大好きで大好きでたまらない、最愛の大福の闘病中でした。
前年のお盆にメラノーマという皮膚癌の一種が見つかり、それから、二回の外科手術をして、抗ガン剤治療をしていました。
 
メラノーマができたのは、大ちゃん(愛犬の名前です)のお口の右側の内側の部分。
二回目の手術後、局所の再発は抑えられていたものの、首のリンパが、徐々に腫れを大きくしていきました。
 
お薬の影響で、食欲が落ちていき、何でもいいから食べられるものを、少しでも…と、ドッグフードやおやつは、お店が開けそうなほど種類が豊富になりました。
 
あまり食べられていないのに、大ちゃんは、お散歩に行きたがりました。
毎日、一時間歩きました。
大ちゃんは、如何に帰らない道を選ぶか、私達は如何に家の方向へ向かうか、ということを毎日心配ながらも愛おしく楽しんでいました。
でも、帰ると本当にぐったりで、本当は、どうしてあげたらいいのか分かりませんでした。
 
最後に一時間のお散歩に行けた翌日から大ちゃんは起き上がることが出来なくなりました。
KoKoさんに初めて連絡を取らせて頂いたのは、最後にお散歩に行けた日だったと思います。
その日は、昼間もグッタリしてしまって、ほとんど動けなかったんです。
母が仕事から帰ってきてから、何とか起き上がって、そして、散歩に行くと意思表示をして、一時間のお散歩に行きました。
最後のお散歩です。
 
大ちゃんの体が耐えられるのか、途中で動けなくなってしまうのではないか…そんな心配な思いで、でも、大ちゃんが歩きたいなら歩かせてあげたい、でも…
もう、判断のできる状態ではありませんでしたです。
 
首のリンパの腫れもそうでした。
触ったら痛いだろうと、遠慮していました。
 
KoKoさんには、そういった、大ちゃんへの接し方のアドバイスを沢山頂きました。
お散歩は疲れるけど、でも行けるのが大好きで嬉しいということ、それと、首の腫れの痛みは気にならないということ。
そして、沢山触れてほしい、一緒にいてほしいということ。
KoKoさんのアドバイス通り、大ちゃんのことが大好きだと、ありのままのこのままの大ちゃんが、どんな大ちゃんも大好きなことを、沢山伝えました。
腫れに気を遣ってしばらくしていなかった、大ちゃんも私も大好きなスキンシップもしました。
そうすると、大ちゃんの表情が、すごく穏やかになりました。
 
それと、KoKoさんに、大ちゃんの前でできるだけ泣かないよう言われました。
分かってはいたのですが…それでも、涙が溢れてしまって。。
でも、KoKoさんに言われて、自分が逃げていたことに気が付きました。涙が出ちゃう仕方ない、じゃなくて、大ちゃんのために強くなろうって思えました。
二の足を踏んでいた私の背中をそっと、力強く押してくれたのはKoKoさんです。
 
結局、一週間程寝たきりになった後、大福は旅立ちました。
今でも寂しいです。
会いたいです。
でも、自分に出来ることは全てやりきったと思います。
もっと早く、色々やってあげることは出来たかもしれない。
でも、自分の気づいたタイミングで、とりかかることは出来ました。
 
もっと触れて、もっと愛を伝えて。
私達に残された時間を懸命に過ごしたあの一週間は、私の人生の中でも、最も輝いている時の一つだと思っています。
 
本当に可愛かった大ちゃん
優しかった大ちゃん。
 
会いたくて寂しくてギュッてしたくて、よしよししたくて…もうすることは出来ませんが、でも、強い心の繋がりを感じます。
 
KoKoさんにアドバイス頂けなかったら、きっと、今でも、大ちゃんの気持ちが知りたい…もっとしてあげられることはなかっただろうか…と思っていたと思います。
 
私達の為に、調整をして頂いて、迅速に対応して下さって、本当に感謝しています。
うまく言葉に表すことは出来ませんが、本当にありがとうございました。

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