昨日9月16日は僕が大好きでやまなかった、僕の祖母の命日でした。
命日だから、「悲しいな」と思う年もたくさんあったけど、もう10年程経った今、僕は少し強くなれたのか、「悲しい」という感情は少なくなりました。
それでも、「おばぁちゃん…」と思ってお花と一緒にお墓に行きます。
僕は大学生の時に親を亡くしているので、祖母が大きな愛情を持って僕の面倒を見てくれました。
祖母と祖父は、北海道に住んでいたのですが、3ヶ月に一回はお互い行き来をして、会って笑いあって日々を送っていました。
祖母は僕の心の太陽でした。
元気そのものだった祖母が急に体調を崩し始めて、受診し医師から告知されたのは、余命1ヶ月程でした。
そのことを聞き、僕はこの世の終わりのように、病院の外で号泣し泣きじゃくりました。
でも、祖母の病室に戻る時は、気を引き締めて、最大の笑顔で祖母と接しました。
祖母を不安を感じて欲しくなかったし、心配もさせたくなかったから、気丈に振る舞いました。
それと、今の僕のパートナーから
「『今』を楽しむしかないんじゃないかな…。」
と言ってもらえたから、
「そうだよね…」と思うことができ、
「本当におばあぁちゃんと過ごすのはこれが最期なんだな…」
と、1秒1秒噛み締めながら、スーツケースを持って病院に泊まり込んで看病しました。
僕の心の支えであり、僕の心の太陽だった祖母が亡くなってしまった今、
「おばぁちゃん。僕はおばぁちゃん孝行、できたかな。。。」
と今おばぁちゃんに聞くことがあります。
僕の仕事デスクの上には、祖父母の写真が立ててあります。
それは、僕の初心を忘れないためです。
そして、祖父母に恥じないセッションをするためです。
今、アニマルコミュニケーターとして、活躍できているけれど、その背景には僕の祖父母の存在が大きくあるので、
セッションが終わる度に、
「あばぁちゃん、おじぃちゃん、今日もちゃんと良いアニマルコミュニケーターとして良いアニマルコミュニケーションできたよね。」
と話しかけます。
僕は1人でアニマルコミュニケーションをしているのではなくて、今でも、祖父母に心の力を借りていると思っています。
僕はアニマルコミュニケーターでもありますが、祖父母の大事な孫でもあって。
2人の孫ということを今でも誇りに思います。
2人に背を向けることのない、胸を張って「今日も頑張れたよ」と言える、アニマルコミュニケーションを心がけています。
これからもアニマルコミュニケーターとして胸を張って生きていきたいと思います。
「おばぁちゃん、今も大好きだよ。」
昨日も、今日も、明日もそう伝えようと思います。
犬専門アニマルコミュニケーターKoKo